三十路と推しと重いオタク

いきなり日刊更新蹴つまずき気味ですがまあまあドンマイ。そんな日もあるじゃない。

 

ところで昨日10月17日、行ってきました、BOYS AND MEN 仏恥義理ツアーYanKee5編 in Zepp Nagoya

札幌公演に続きまあまあそれはもう最高に楽しいライブだったんですけど、本編のことはちょっと置いといてセットの話をさせてください。

 

今回のツアーには、なかなか気合の入ったいけてるゴリゴリのセットが組まれてるんですけど、そこに筆文字でメンバー各々の考えたメッセージ?てきなものが掲示されてるんですね。

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↑こんな感じで。*1

 

札幌公演での推しこと田中俊介くんのメッセージは「味噌 愛死天流(あいしてる)」っつう、まあオチ担当というか滑り芸というか、いつもながら空気読んでるよねっていう代物だったんですよね。

名古屋公演でも「味噌愛死天流」は継続して掲示されてたんで、うーん更新なしか〜と思いながら他のも見てたら、「三十路上等」ってパネルが。ああ、ゆたかさん*2のかな?と思いつつよくよく見たら、エッあれマル俊って書いてない?うわ、しゅんくんだ、しゅんくんが「三十路上等」って…!って、開演もしてないのにここで感極まってしまったんですよ。

 

何でかって言いますと、話は去年の9月、BMSHOP&CAFÉ田中俊介店長イベントまで遡る。

この日、しゅんくんは、いつも通り我々にボイメンというグループへの熱い想いを訥々と語ってくれたんですけども、その時深く深く胸に突き刺さったのが「今は、メンバーひとりひとりが、単独でもやっていけるくらいの力をつけなくてはいけない時。じゃないと、ボイメンというグループを続けていくのも難しくなる。それができないと…今のままだと…やれてあと2年かな」という噛みしめるような一言。

あと2年。めちゃくちゃリアルで重い数字だと思った。

そんなの、まず色んなことを整理・回収するのに1年、そして最後、キリのいい10周年を口実に感謝と思い出づくりに使う1年じゃないか…。今がまさに後がない崖っぷち勝負の年だって言ってるのと同じだよ…。(実際そうなんだと思う)

 

そして今年頭1月、BOYMEN WORLD*3田中俊介回。イベントの最後、しゅんくんが私たちに向けて、いつになく緊張した面持ちと少し潤んだ目で読み上げた手紙で打ち明けてくれたのは、20歳でボイメンに入り、この世界でやっていくと決めた時に両親から告げられた「30歳までに芽が出なかったら諦めて帰ってきなさい」という言葉。

その少し前から、日課のブログでやたらと「時間がない」って、何かに急き立てられてるように言い続けてるのが気にはなっていた。でも、それは本人の生真面目さと勤勉さからだと思ってたのに、そんな呪いの言葉と戦ってたのか君は…。

 

30歳の呪いっていうのは、もう脈々と確実にこの世にあって、下手にキリがいいせいで人を焦らせたり絶望させたり、逆に踏み切る勇気になることもあるけれど、でも、数字なんですよ!年齢なんて!!ぼーっとしてても焦っても嫌でも誰だって1年にひとつ積み重なっていくもので、29が30になるだけが特別に意味がある訳でなく*4そんなもん13が14になる時と何ら変わりないし、10の桁が20じゃなくなった途端に希望や可能性の扉がバタバタ閉じていくもんでもないんだ…!!

ていうか、ていうか、お前、自分ではどう思ってるか知らんけど、客観的にはもう充分芽なんかボーボーに生い茂って花だって咲きまくってるし、何より30代になって経験と深みを増した俳優・田中俊介を見れないとか断固、断固許さんからな……!!!もちろんボイメン田中俊介も!!人間、20代なんてまだ大人試運転若葉マークだぞ、面白いのは30代からだぞ。40代になっても50代になっても、そう簡単に脱げると思うな、その学ラン!泣くぞ!!*5

 

思い出し激昂で若干エキサイトしてしまいましたけども、そんなこんなで私の中にも「田中俊介30歳の呪い」が、どこか棘のように刺さったままだったんですよね。そこでの「三十路上等」ですよ…!!「たむも28歳になって、俺らもぼちぼちアラサーだけど、三十路超えても変わらずやっていきたいなって」*6って…!!もう震えた。響いた、ココに。(左胸ドン)三十路になっても!やりたいんだな!!いてくれるんだな!!しかと聞いたぞ!!

 

ま〜こんだけ書いといて台無しだよっていう夢も希望もないこと言ってしまうと、本人たちがどれだけ続けたいという意思を持っていても、状況がそれを許さなくなる場合も往々にしてあるのがショービジネスの世界なので…。そんな推しを何人もハンカチ噛み締めながら見送ってきた人生なので…。

でも、彼らが節目の10周年に向けて挑むナゴヤドームを、思い出チャレンジにされるのは絶対絶対嫌だから。こちとら30代の田中俊介もその先もずっと見守りてえんだ。頼むよ。推しがまだやりてえって言ってくれてんだから、彼らがバッターボックスに立ち続けられるように、微力中の微力でもやれる事はやってみるしかないじゃない。何ができるかなんてわかんないけどさ〜。それでも一緒になりふり構わず足掻いてみさせてよ。

 

深夜に書くとエモくなってよくない。今後は日中更新を心掛けたい…と思う吉宗であった。

 

話は変わって、日報です。

【よい睡眠】○

【筋トレ】●

【基礎練】●

【BM絵】●

【IIKOTO】◎

 

「ちゃんと起きる」を「よい睡眠」に変更。起きるだけでなくて、寝落ちせずちゃんと布団に辿り着けよっていう…。低いハードル着実に超えてこうな…。

他はライブで一日つぶれちゃうと難しいな。ペンライトに1kgずつウエイトつけとけばよかったか。(鈍器かな?)

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さっき描いたやつ。

 

*1:腰に爆弾抱えたリーダー、マジで健康第一でお願いします。※10/20追加:健康第一じゃなくて一番でしたね!まあいいか!

*2:ボイメン最年長テーマカラー黄緑色小林豊。年齢をイジられがちな29歳スイーツ王子

*3:名古屋ミッドランドスクエアシネマ2でほぼ毎週行われているボイメンのメンバーソロイベント。メンバーごとに歌ったりひたすら喋ったり各々独自の自由な内容で行われる。推し以外のイベント内容が謎に包まれがち。

*4:もちろん個人的に自分の中で意味を持たせたり区切りにしたりという事はあると思うけど。世間にフワッと蔓延しがちな、全ッ然感じる必要も押し付けられる謂れもない不安の話。

*5:本人はちゃんと折に触れて「生涯ボイメン。60になっても学ラン着て歌って踊ってたい」と言ってくれてます。泣ける。

*6:個人の特にメモも取ってない不確かな記憶なので、おおよそそんな旨の発言だったんだな程度にしといてください